利益が出るきっかけは?(その3)
2009 年 10 月 26 日 月曜日私が関与する企業においても、利益が出るようになったきっかけは、まず第一に、経営者が、なぜ、利益がでないかをつきとめ、どこをさわれば利益が出るのかを考え、それを断行したということです。
当たり前の話ですが、原因がわからないままに、経営者は、指示を出してはならないのです。また、原因がわからないままに、給与体系などいじってはならないのです。まず原因を特定することが重要なのです。
例えば、私共のお客様で、返品の多い企業がありました。この経営者に話を聞くと、年間にそのロス及びそれに関するロスは、5千万から1億はあるのではないかといわれました。この企業は、次の1年間は徹底的に、それを潰しました。もちろん、今は、その分が利益です。
また、今まで、ある工程を外注に出していた企業があります。この工程に利益があると考えた経営者は、その工程を内部化しました。もちろん、その後、その分が利益となりました。
つまり、企業規模の大小にかかわらず、利益がでない原因を特定し、そのことが実行可能かどうかを検証し、実行することが重要なのです。検証するとは、私共の考え方で言うならば、資金が回るかどうかを検証するということです。資金が回らないと、実行できたとしても、企業がなくなる可能性が高いからです。大企業と中小企業との大きな差異は、金融機関の企業に対する対応です。中小企業の場合は、教科書通りにはいかないので、注意を要するのです。

